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行政書士の報酬額表の見方を分かりやすく解説

行政書士といえば、主に官公庁に提出する書類および権利義務・事実証明に関する書類の作成、相談などを業務として行います。

報酬額は各行政書士が自由に決めることが出来ます。

行政書士の報酬の相場ってどれくらいなの?と思われる方もいっらしゃるかと思いますので、今日はそのあたりの解説をいたします。

報酬の統計について

行政書士の報酬に関しては、日本行政書士会連合会が5年に一度全国的な統計の調査を実施しています。
参考リンク先:日本行政書士会連合会 報酬額の統計

直近では平成27年度報酬額統計調査の結果が公表されています。
参考リンク先:平成27年度報酬額統計調査の結果(pdf)

上記pdfデータを開くと、下記統計表を見ることが出来ます。

統計の見方

上記の統計表の各項目を解説します。

① 業務の種類
② 解答した行政書士の数
③ 報酬額に対する回答者の割合
④ 報酬額の平均値
⑤ 報酬額で統計上最も多く表れた数字

業務の種類はなんと、285種もあることが分かります。

統計から何を見ることが出来るか

これから行政書士になる方、また開業予定の方は、自分が開業するにあたり何の業務を選択して、報酬をいくらにするのか参考すると良いでしょう。

ここでいくつか注目すべきポイントをあげます。

回答者数から見る競合について

統計表でひとつ注目してほしいのが回答者数です。人気の業務になればなるほど回答者数が多くなります。

競合の多い業務は需要も見込めますが、競争も激しいことが予想されます。

それでは、平成27年度調査における人気業務を発表します!

  1. 建設業変更届出(事業年度終了)
    回答者数 956名
    報酬額平均 4万円

  2. 建設業許可申請(法人・更新)知事
    回答者数 745名
    報酬額平均 7万5千円
    *その他建設業許可申請も400名~500名程度

  3. 農地法第5条許可申請
    回答者数 629名
    報酬額平均 10万円
    *4条、5条許可申請もそれぞれ400名~500名程度

  4. 経営状況分析申請
    回答者数 608名
    報酬額平均 3万
    *経営規模等評価申請及び総合評定値請求申請についても600名程度

  5. 遺産分割協議書の作成
    回答者数 596名
    報酬額平均 6万円

  6. 契約書作成
    回答者数 423名
    報酬額平均 3万円

  7. 自動車保管場所証明書(車庫証明)
    回答者数 413名
    報酬額平均 2万5千円

  8. 議事録作成
    回答者数 377名
    報酬額平均 2万円

  9. 会社設立手続き
    回答者数 374名
    報酬額平均 10万円

  10. 遺言書の起案及び作成指導
    回答者数 352名
    報酬額平均 6万円

いかがでしょうか。
上記の業務はいわゆる行政書士の主要業務といったところかと思われます。

やはり許認可の申請代理が人気ですね。

本統計は行政書士に対する調査だということに注意しましょう。

許認可の申請代理といった行政書士の独占業務以外の、遺言書作成などの業務は他士業や銀行といった競合相手が存在します。

100名超えの業務は人気業務

私が行政書士のセミナーに何度か参加し、現役の行政書士の先生に聞いたところ100名を超えている業務は競合の多い業務とのことです。

注目される業務

統計に入っていない業務として、ドローンの飛行許可申請や旅館営業許可申請といったものにも注目したいところです。

ドローンの飛行許可に関しては2015年に航空法の改正があり、一定の条件にあたる場合、飛行させるのに許可が必要です。

旅館営業許可に関しては、「住宅宿泊事業法(民泊新法)が今年の6月に可決され、来年の春にも施行される見通しです。

法改正や成立によって出来た新しい業務は大きなビジネスチャンスになるかもしれません。

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