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行政書士試験の民法の過去問ですが、その他資格試験でも有用な情報です。
公務員試験、司法試験、司法書士試験、宅建など

債務引受

債務引受とは、ある者の負っている債務を、第三者が引き受けることを言います。 「免責的債務引受」と「重畳的債務引受」という2種類の引き受け方法があります。

登場人物が3人以上でますが、ここでは基本となる債権者、債務者、引受人で考えます。

この3者間で、承諾がいるか、意思に反して良いかってことが問題になります。3者間で契約する場合には何も問題がありません。そりゃ、全員合意の上ですので、当たり前ですよね。

当たり前なことは覚えなくてオッケー!

問題は「債務者と引受人」、「債権者と引受人」のパターンです。

1.免責的債務引受

債務者の債務を引受人が引き受けることで、債務が引受人に完全に移転します。 引受人が新債務者となり、旧債務者は債務から解放されます。

この引き受け方法は債権者にとって危険が生じ得ます。旧債務者が大金持ちで、新債務者が一文無しだとしたら、そんな契約を債権者抜きに出来たらまずいですよね。

(1)債務者と引受人
債務者と引受人で契約するには債権者の承諾が必要になります。

(2)債権者と引受人
それと、債権者と引受人で契約するのであれば、債務者の意思に反してはなりません。

2.重畳的債務引受

債務者の債務を、引受人が引き受けることで、債務者と引受人が連帯して債務を負うことになります。 こちらの引き受け方法は、債権者にとって危険なことはありません。 債務者が大金持ちで、引受人が一文無しでも、大金持ちの債務者は債務者のままです。

(1)債務者と引受人
債務者と引受人による契約に、債権者の承諾は必要ありません。これは、第三者のためにする契約として認められています(判例)。

(2)債権者と引受人
債権者と引受人による契約の場合に、債務者に意思に反したとしても問題ありません。保証契約が債権者と保証人で契約するときに、債務者の意思に反しても契約できるのと同じよう考えます。

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