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行政書士試験の民法の過去問ですが、その他資格試験でも有用な情報です。
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白紙委任状

ここでは、問題文や判例に出てくる白紙委任状について説明致します。

まず、簡単に代理の要件をおさらいしましょう。

1.代理権が与えてられていること

2.代理人が顕名をしていること

3.代理権の範囲内の行為であること

1の代理権の授与行為は、別に口頭でもかまいませんが 普通は「委任状」が交付されるでしょう。

2の顕名は、私は本人の代理人です!と相手方に伝えることですが、普通は委任状見れば分かるでしょう。

3の代理権の範囲内の行為とは、賃貸借契約任せたら その範囲内の行為をするということです(要は賃貸借契約を結んでくるということ)。
これは、委任状の委任事項を見れば分かります。

まずは普通の委任状

委任状

私は、____

を代理人と定め、以下に関する一切の権限を委任します。

委任事項

_以下の不動産を売却すること
(不動産の表示省略)
__

委任者 A 実印

誰が誰に何を代理させているのか分かりますよね。

白紙委任状―その1

委任状

私は、________

を代理人と定め、以下に関する一切の権限を委任します。

委任事項

_以下の不動産を売却すること
(不動産の表示省略)
__

委任者 A 実印

これは、受任者欄が空欄の白紙委任状です。代理人が誰か分かりませんね。 ただし、委任事項を見ると、不動産を売却したいと言うことは分かります。
本人と代理権の範囲は分かっていると言うことです。

白紙委任状―その2

委任状

私は、________

を代理人と定め、以下に関する一切の権限を委任します。

委任事項

___________

委任者 A 実印

見て分かるとおりこれだけでは、一体何を委任しているのかも分かりませんね。

このように白紙委任にも、受任者欄が白紙だったり、委任事項が白紙だったりします。

109条の表見代理を理解するための6つのポイント

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