行政書士試験の過去問を漫画・イラストで対策

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行政書士試験の民法の過去問ですが、その他資格試験でも有用な情報です。
公務員試験、司法試験、司法書士試験、宅建など

【記述対策にもなる】民法の錯誤について漫画風に解説【行政書士試験H25-問27-ア】

過去行政書士試験の民法の記述において、総則の分野からは1問の出題に留まっていますが重要論点は抑えましょう(逆にそろそろ出てもおかしくない)! そして記述は過去問の論点から出題されます。

まずは過去問を読もう(平成25年度 問27 ア)

正誤問題:法律行為の要素に関する錯誤というためには、一般取引の通念にかかわりなく、 当該表意者のみにとって、法律行為の主要部分につき錯誤がなければ当該意思表示を しなかったであろうということが認められれば足りる。

要素の錯誤をイラストで漫画風に解説

まず、民法95条の錯誤を主張するには、法律行為の要素に錯誤がある必要があります。 簡単に言うと、契約の重要な部分に錯誤があると無効主張が出来るということ。
にゃにゃ!この絵は!幻の絵師「高橋」のかいた絵にゃん!
サインも付いてるにゃん!う~ほしいにゃんね~。
ちょっと店長さん!これ本物にゃんね?
その絵、間違いなく本物。高橋のだよ。 早くしないと売り切れちゃうよ(本当は斉藤の絵なんだけどな・・・)。
僕が買うにゃん!お小遣いがなくなるけど良いにゃん!
その後、にゃん太の買った絵画は偽物であることが発覚!
ふざけるにゃ!偽物だったら買わなかったにゃ!お金返すにゃん!
絵画が本物であるかどうかは、これが本物だと表示されていて 取引上重要な意義を持っている場合「要素の錯誤」になりえます。
上記の例では、店長は本物だと明言していますので、 後はにゃん太君に重過失がなければ錯誤無効を主張できるでしょう。
*今回は詐欺に関してはひとまず置いておきましょう。

要素の錯誤の定義

要素の錯誤とは、「因果関係」と「重要性」を備えた錯誤と定義されています。

問題文には「一般取引の通念にかかわりなく」と書かれています。
これが「重要性」の部分。
通常人の基準から言っても、最もであるほどの 重要な部分についての錯誤であること(判例)。

また、「錯誤がなければ当該意思表示をしなかったであろうということが認められ」と 書かれている部分は「因果関係」になります。
錯誤がなければ、表意者は意思表示をしなかっただろうということ(判例)。

ここはややこしいことは考えずに、要素の錯誤には2つの定義があると覚えましょう。
砕けた感じで表現すると、

「錯誤がなけりゃそんなこと言わなかったよ!」(因果関係)

「一般的に見てもそれは重要な部分の錯誤だね!」(重要性)

記述式としては、要素の錯誤って何?ということと、誰に何の過失が無いことが必要? ってところを聞いてくるでしょう。

記述の練習

要素の錯誤の定義「因果関係」を答えよ

要素の錯誤の定義「重要性」を答えよ

第九十五条  意思表示は、法律行為の要素に錯誤があったときは、無効とする。
ただし、(   A   )があったときは、表意者は、自らその無効を主張することができない。

本記事と併せて、第三者が錯誤無効を主張できる場合の解説がおすすめだよ!

【記述対策にもなる】民法の錯誤について漫画風に解説はこちらをクリック【行政書士試験H17-問27-ア】

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