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TOP /  民法 / イラスト講座 / 民法改正 更新日2017年8月3日
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民法改正 第93条(心裡留保)について

行政書士試験の法令科目は、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令から出題されます(行政書士試験研究センターHP)。
改正民法に関しては、最短で2018年度(平成30年度)の本試験から、最長で2021年度(平成33年度)の本試験から適用されることとなります。

現行民法 第93条(心裡留保)

(心裡留保)
第九十三条  意思表示は、表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても、そのためにその効力を妨げられない。ただし、相手方が表意者の真意を知り、又は知ることができたときは、その意思表示は、無効とする。

改正民法

(心裡留保)
第九十三条 意思表示は、表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても、そのためにその効力を妨げられない。ただし、相手方がその意思表示が表意者の真意ではないことを知り、又は知ることができたときは、その意思表示は、無効とする。

2 前項ただし書の規定による意思表示の無効は、善意の第三者に対抗することができない。

改正点の解説

ほとんど改正点はありません。これまでどおり、原則は有効、例外的に相手方が悪意又は有過失で無効の取り扱いです。

これまで第三者の保護は判例・通説によりされてきましたが、改正民法では第三者保護要件が2項で明文化されます。 要件は、「善意」であればオッケーです(無過失まで要求されていません)。

改正点ですが、相手方の悪意又は有過失の対象が、表意者の「真意」から「意思表示が真意」であるかどうかに変わりました。

現行民法

相手方が表意者の真意を知り、又は知ることが出来たら無効となり、ベンツは貰えません。

改正民法

「真意」の内容が何か分からなくても、「意思表示が真意と異なっていること」を知り、又は知ることができれば無効になります。

改正点と関係のある解説および過去問は以下のリンクから
「心裡留保の基礎知識」と落としてはいけない過去問【行政書士試験】

明日は錯誤の改正論点を解説するよ。

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