民法改正 第145条(時効の援用)について|イラスト付きで解説

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TOP /  民法 / イラスト講座 / 意思表示 更新日2017年9月11日
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民法改正 第145条(時効の援用)について

行政書士試験の法令科目は、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令から出題されます(行政書士試験研究センターHP)。
改正民法に関しては、最短で2018年度(平成30年度)の本試験から、最長で2021年度(平成33年度)の本試験から適用されることとなります。

現行民法
第145条(時効の援用)

(時効の援用)
第百四十五条  時効は、当事者が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすることができない。

改正民法
第145条(時効の援用)

(時効の援用)
第百四十五条 時効は、当事者(消滅時効にあっては、保証人、物上保証人、第三取得者その他権利の消滅について正当な利益を有する者を含む。)が援用しなければ、裁判所がこれによって裁判をすることができない。

改正点の解説

改正は、消滅時効の援用権者の一部が明文化されました。
判例の明文化ということで、大きな改正点ではありませんね。

以下、判例により直接利益を受けるものとして認められた例を列挙します。
・保証人、連帯保証人(大判大4年7月13日、大判昭7年6月21日)
・物上保証人(最判昭和43年9月26日 )
・抵当不動産の第三取得者(最判昭和48年12月14日)
・詐害行為の受益者(最判平10年6月22日)

改正点と関係のある解説および過去問は以下のリンクから
「時効の援用(145条)」をイラスト付きで解説

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