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TOP /  民法 / イラスト講座 / 民法改正 更新日2017年8月10日
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民法改正 第117条(無権代理人の責任)について

行政書士試験の法令科目は、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令から出題されます(行政書士試験研究センターHP)。
改正民法に関しては、最短で2018年度(平成30年度)の本試験から、最長で2021年度(平成33年度)の本試験から適用されることとなります。

現行民法 第117条(無権代理人の責任)

(無権代理人の責任)
第百十七条  他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明することができず、かつ、本人の追認を得ることができなかったときは、相手方の選択に従い、相手方に対して履行又は損害賠償の責任を負う。

2  前項の規定は、他人の代理人として契約をした者が代理権を有しないことを相手方が知っていたとき、若しくは過失によって知らなかったとき、又は他人の代理人として契約をした者が行為能力を有しなかったときは、適用しない。

改正民法 第117条(無権代理人の責任)

(無権代理人の責任)
第百十七条  他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明したとき、又は本人の追認を得たときを除き、相手方の選択に従い、相手方に対して履行又は損害賠償の責任を負う。

2 前項の規定は、次に掲げる場合には、適用しない。

一 他人の代理人として契約をした者が代理権を有しないことを相手方が知っていたとき。

二 他人の代理人として契約をした者が代理権を有しないことを相手方が過失によって知らなかったとき。ただし、他人の代理人として契約をした者が自己に代理権がないことを知っていたときは、この限りでない。

三 他人の代理人として契約をした者が行為能力の制限を受けていたとき。

改正点の解説

無権代理人へ責任追及するための、相手方の過失要件が変わります(2項2号)。

2項2号改正点

変更点ですが、責任追及するに当たり、相手方が無権代理行為について「善意」でなければならないことに変わりはありませんが、「過失がある」場合 でも、代理人が自己に代理権がないことを知っていたら、無権代理人への責任追及をすることが出来るようになります。

無権代理人への責任追及と言えば、相手方の善意・無過失でしたが、そこが変わったというのが大きな改正ポイントですね。

明日以降も、代理の論点の改正点を解説するよ。

改正点と関係のある解説および過去問は以下のリンクから
「代理の基礎知識」と落としてはいけない過去問【行政書士試験】

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