行政書士試験の過去問を漫画・イラストで対策

まなぶネットワーク
TOP /  民法 / イラスト講座 / 民法改正 更新日2017年8月14日
このエントリーをはてなブックマークに追加

民法改正 第112条(代理権消滅後の表見代理)について

行政書士試験の法令科目は、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令から出題されます(行政書士試験研究センターHP)。
改正民法に関しては、最短で2018年度(平成30年度)の本試験から、最長で2021年度(平成33年度)の本試験から適用されることとなります。

現行民法 第112条(代理権消滅後の表見代理)

(代理権消滅後の表見代理)
第百十二条  代理権の消滅は、善意の第三者に対抗することができない。ただし、第三者が過失によってその事実を知らなかったときは、この限りでない。

改正民法 第112条(代理権消滅後の表見代理等)

(代理権消滅後の表見代理等)
第百十二条 他人に代理権を与えた者は、代理権の消滅後にその代理権の範囲内においてその他人が第三者との間でした行為について、代理権の消滅の事実を知らなかった第三者に対してその責任を負う。ただし、第三者が過失によってその事実を知らなかったときは、この限りでない。

2 他人に代理権を与えた者は、代理権の消滅後に、その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間で行為をしたとすれば前項の規定によりその責任を負うべき場合において、その他人が第三者との間でその代理権の範囲外の行為をしたときは、第三者がその行為についてその他人の代理権があると信ずべき正当な理由があるときに限り、その行為についての責任を負う。

改正点の解説

112条の改正点は、判例法理の明文化です。
現行の民法では、代理権消滅後に「権限の範囲外」の無権代理行為が行われた場合、109条と併せて適用(重畳適用)し表見代理を成立させてきました。

改正により、代理権消滅後に「権限の範囲外」の無権代理行為をした場合にも、112条の適用があると明文化されます(112条2項)。

判例の明文化ですので、現行の知識をそのまま生かすことができます(重畳適用ではなくなることに注意しよう)。

前回の109条の記事はデータをアップロードし忘れました!申し訳ございません!
明日以降も代理の改正点を解説します。

改正点と関係のある解説および過去問は以下のリンクから
「代理の基礎知識その2 表見代理編」と落としてはいけない過去問【行政書士試験】

私の愛用した書籍シリーズ

2017年版出る順行政書士 合格基本書

2017年版出る順行政書士 ウォーク問過去問題集 1 法令編 (出る順行政書士シリーズ)

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 憲法

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 民法1一総則・物権・担保物権

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 民法2一債権総論・各論・家族法

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ4 行政法

関係記事

- Powered by PHP工房 -