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TOP /  民法 / イラスト講座 / 民法改正 更新日2017年8月17日
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民法改正 第101条(代理行為の瑕疵)について

行政書士試験の法令科目は、試験を実施する日の属する年度の4月1日現在施行されている法令から出題されます(行政書士試験研究センターHP)。
改正民法に関しては、最短で2018年度(平成30年度)の本試験から、最長で2021年度(平成33年度)の本試験から適用されることとなります。

現行民法
第101条(代理行為の瑕疵)

(代理行為の瑕疵)
第百一条 意思表示の効力が意思の不存在、詐欺、強迫又はある事情を知っていたこと若しくは知らなかったことにつき過失があったことによって影響を受けるべき場合には、その事実の有無は、代理人について決するものとする。

2 特定の法律行為をすることを委託された場合において、代理人が本人の指図に従ってその行為をしたときは、本人は、自ら知っていた事情について代理人が知らなかったことを主張することができない。本人が過失によって知らなかった事情についても、同様とする。

改正民法
第101条(代理行為の瑕疵)について

(代理行為の瑕疵)
第百一条 代理人が相手方に対してした意思表示の効力が意思の不存在、錯誤、詐欺、強迫又はある事情を知っていたこと若しくは知らなかったことにつき過失があったことによって影響を受けるべき場合には、その事実の有無は、代理人について決するものとする。
※ 例:代理人が詐欺・強迫にあい意思表示をする場合。代理人が錯誤による意思表示をする場合。

2 相手方が代理人に対してした意思表示の効力が意思表示を受けた者がある事情を知っていたこと又は知らなかったことにつき過失があったことによって影響を受けるべき場合には、その事実の有無は、代理人について決するものとする。
※ 例:心裡留保による相手方の意思表示について代理人の悪意又は有過失である場合。

3 特定の法律行為をすることを委託された代理人がその行為をしたときは、本人は、自ら知っていた事情について代理人が知らなかったことを主張することができない。本人が過失によって知らなかった事情についても、同様とする。

改正点の解説

現行は、意思表示の効力が、代理人から相手方へ向けたものか、相手方から代理人に向けてものか条文上分かりません。

改正により意思表示の効力の方向が明確化されました。

代理人が相手方に詐欺をした場合、101条が適用されないこととなります。

改正された条文の3項は、「代理人が本人の指図に従って」という要件が削除された内容になります。

来週も代理の改正点を解説するよ。

改正点と関係のある解説および過去問は以下のリンクから
「代理の基礎知識その3 代理行為の瑕疵」と落としてはいけない過去問【行政書士試験】

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