行政書士試験の過去問を漫画・イラストで対策

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行政書士試験に合格するために必ず確認すべきこと(5分~10分で読めます)

1.合格するための心得(必読)

合格をしたければ、計画をたてる必要があります。
あたりまえだと思われるかもしれませんが重要なことです。

計画をたてるにあたり目標とすべき事は何でしょうか。

テキストを読み法律の知識を増やすこと?
過去問を解けるようにすること?
模擬試験で良い点数をとること?

違います。

目標は合格することです!

合格することが目標であり、そのための計画をたてるのです。

どうすれば合格することが出来るか?

180点以上取ることです!

勉強が進むと、こんな当たり前のことを見失う事があります。

難易度の高い問題ばかりに目をつけたり、すべての肢を解かなければならないと思っていたり、 学説にはまったり、出題の可能性の低い分野の勉強を進めるなど、無駄な時間を浪費することがあります。

180点を取るために必要な勉強をしているか?
常に頭に入れて計画をたてましょう。
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2.試験科目と配点を知ろう

試験科目と科目別の配点は必ず確認しましょう。

基礎法学:8点(択一2問)
憲法:28点(択一5問、多肢選択1問)
民法:76点(択一9問、記述2問)
行政法:112点(択一19問、多肢選択2問、記述1問)
商法会社法:20点(択一5問)
一般知識:56点(択一14問)
合計:300点

配点のみを見ると行政法と民法をとにかく勉強すれば合格点に届くように見えます。

はたして本当にそうでしょうか?

行政書士試験は記述1問につき20点の配点があります。
行政法からは1問、民法からは2問出題されます。

ここに行政書士試験の特徴があらわれます!
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3.合格率と絶対基準から見る記述の配点について

行政書士試験は、例年8%~10%の合格率になるように手が加えられます。 180点という絶対的な基準で合否を判断しますが、どこに手を加えるかというと?

記述の配点で合格率を操作するのです!

過去5年間の合格率の推移

H24  9.2%
H25 10.1%
H26  8.3%
H27 13.1%
H28  9.9%

択一が簡単な年は、記述の配点が厳しくなる傾向にあります(平成25年度)
逆に択一が難しい年は、記述が甘くなる傾向にあります(平成28年度)

記述で操作しきれない場合は補正措置(180点の基準を下げる)がとられることもあります(平成26年度)。

ここで覚えておいていただきたいことは、記述に偏った対策はしないこと。 記述対策も当然必要になりますが、それは択一対策で補う事が出来ます。

直近の試験傾向としては普通じゃ解けないレベルの問題が1問入ります。 基本論点、中難易度の論点の残り2問で20点程度取れたらよいというふうに考えましょう。

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4.択一対策が最重要

択一で点を取ること。
これを意識したうえで記述を抜いた配点を確認しましょう。


基礎法学:8点(択一2問)
憲法:28点(択一5問、多肢選択1問)
民法:36点(択一9問)
行政法:92点(択一19問、多肢選択2問)
商法会社法:20点(択一5問)
一般知識:56点(択一14問)
合計:240点

記述以外で160点以上取ることを目標にしてください。

バランスよく160点取れたとしたらどうなるか見てみましょう。


基礎法学:4点(択一1/2)
憲法:14点(択一3/5、多肢選択4点)
民法:24点(択一6/9)
行政法:70点(択一16/19、多肢選択8点)
商法会社法:12点(択一3/5)
一般知識:32点(択一8/14問)
合計:160点

いかがでしょうか? これだけバランスよくとって160点です。

ちなみに、私は平成28年度の択一を記述抜きで166点取っています。

択一だけの配点にすると憲法、民法だけでなく、会社法や一般知識も重要な得点源であることが分かります。

備考:本試験で択一が全体的に難しくてもあわてないでください。 その時は記述が甘くなる可能性がありますし、補正措置の可能性もあります。 試験中に絶対にあきらめないように。

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5.問題の解き方

法律の勉強をはじめたばかりであれば、1回問題を解いても理解できないところだらけだと思います。
一度の学習で理解しようとしすぎず、まずはテンポよく全体を大きく回すことをおすすめします。
民法を例にあげると、総則、物権、債権、親族、相続はそれぞれの分野が完全に独立しているのではなく、相互に関連する部分があるためです。
ですので一つの分野にあまり時間をかけすぎるより、全体的に学習を進めることで結果として理解が深まることに繋がります。

問題集のオーソドックスな使い方として、その年の問題をとおしで解く横解きと、法令科目ごとに解く縦解きがあります。

法令科目を絞って解くと、狙った科目を重点的に勉強することが出来ます。各肢も全検討して知らない知識を潰していきます。

年をとおしで解く横解きは、本試験を意識した時間配分や、全肢検討せずに解ければ良いとして、点数がどれだけ取れるか確認します。

普段は縦解きで実力をつけて、試験が近くなったら時間配分のことも考えて横解きで本試験にあった脳に仕上げましょう。

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6.テキストと問題集

最新版のテキスト・問題集を使う事!
手を広げすぎないこと!

この2点に注意しましょう。
『最新版』と書いたのは法改正に対応したもので 勉強しなければならないからです。

直近であれば行政不服審査法が大改正されています。 過去問の内容も大幅に変わっています。

手を広げすぎないというのは、テキストの種類を多く持ちすぎる必要は無いということです。 大手の資格予備校のテキスト1種類あれば十分です。

問題集は行政書士試験の過去問だけでは少し足りませんので、公務員試験の問題集がお勧めです。

とはいえこちらも、過去問と問題集を1セットずつで良いでしょう。
私が買ったのはLECのテキストと過去問、スー過去(公務員試験の問題集)だけです。

何回まわしたら良いか?

何回まわすかではなく、分からない問題がなくなるまでやりましょう!

目安は正答率9割以上。
とはいえ解けなくても良い問題というものもありますので注意してください(いわゆる捨問)。 これは予備校の出している過去問題集に重要度が書かれているので参考にすると良いかと思います。

勉強時間を計測している方もいると思いますがやめましょう。

勉強にかけた時間に意味はありません。
テキストを何ページ読んだか、問題を何問解いたか、模擬テストで何点取れたかを気にしましょう。

勉強時間の計測に関しては、普段何時間勉強にかけることが出来るか計算し、試験までの可処分時間を割り出すために使いましょう。

過去問は間違えた肢にチェックを入れて自分の苦手な問題を可視化しましょう。

おすすめの基本テキスト

おすすめの過去問題集

おすすめ公務員試験問題集

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7.行政法

行政書士試験での最重要科目。
行政法総論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、 国家賠償法、地方自治法とすべての内容をしっかりとこなす必要があります。

行政法は過去問の量も多く、メイン科目ですので自然と勉強量が多くなります。
やればやるだけ結果がでます。

最近の傾向としては地方自治法から記述が出ることが増えました(H26、H28)。

それと、不服審査法の大改正も気になります。過去問不足ですのではやめに条文の読み込みをしましょう。

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8.民法

民法は択一が9問しかありませんが、記述が2問あるという

くせの強い科目です!

勉強しようと思ったらいくらでも出来るほど範囲が広いです。
しかし、択一が9問。これは過去問を通しで解いたり、模擬試験を受けた時に分かりますが、 問題数が本当に少ないんです!

そして、マイナー論点が出題されるて落とした時のショックがでかいです。
なぜショックが大きいかというと、記述もあるため勉強量が多いからです。

人によっては行政法より長い時間勉強してるかもしれません。

重要なことは、択一対策がそのまま記述対策になるように意識して勉強をしましょう。

これは問題を解く際に、単に正誤の判断をするだけでなく。
なぜ正解なのか誤りなのかを説明できるように勉強すると良いです。

最近の傾向としては、親族相続の分野から記述が出ることがあるということです。

民法はマイナー論点に時間を使いすぎないようにしましょう。

択一は過去問だけでは足りないので、公務員試験の問題集などで補いましょう。

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9.憲法

憲法は重要判例を抑えつつ、統治の分野の条文をしっかり読み込みましょう。 これも過去問だけだと不足なので公務員試験の問題集でカバーしたほうが良いです。

主要3科目と呼ばれており、自然と受験生の勉強量がそこそこある科目です。 はじめに学ぶことが多いからかもしれません。

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10.商法・会社法

基礎法学を除いたらもっとも配点が少ない科目です。

しかし甘く見ないほうが良いです!

会社法を捨て科目にして、いざ本試験2か月前くらいに模擬試験を受けた時に分かります。

5問って結構あるんですよ!

しかし、時間をかけすぎる科目ではありません。
ほどほど勉強しようと思った時に気づきますが過去問を解こうと思うと少ないんですよ。

ここは公務員試験の問題集もないので、法学検定の過去問を解くのをお勧めします。

法学検定の問題集には、行政法や民法、憲法もありますので、そちらも力試しに解いてみるのもありです。
法学検定は行政書士試験のすぐ後に試験があるのでついでに申し込むのもお勧めです。
私は、行政書士試験の勉強だけでスタンダードは受かりました。

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11.一般知識

どう対策してよいか分からない科目ナンバー1

放置できる配点でもない上に、足切り(6問以下)まであります。

数年前までは個人情報保護法が3問程度出ていましたが、最近出なくなりました。
政治、経済はセンター試験の問題などを見て対策しましょう。
あとは、日ごろニュースをチェックすることと、時事関係のまとめ本を読むことです。

私も気になることがあったらツイッターでつぶやいていますので、気軽にフォローいただければと思います。

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12.基礎法学

ここは特に対策しなくて良いです。過去問もやる必要なし。
当日も解くのは後回しにしましょう。

13.最終手段

ここまで色々と説明をしましたが、てっとり早く合格したい場合は資格予備校に通うことをお勧めします。
経験豊富な講師陣に、法改正などのバックアップも手厚いです。
どの程度の期間でどれくらいの事を覚えればよいかというカリキュラムもしっかり組まれています。

デメリットは、お金が結構かかります。

しかし独学で誤った勉強を続けて多くの時間を浪費するよりも予備校でしっかりと勉強するのもありです。
基礎をしっかりと固めて、2年目以降を独学とする方法も検討してみてはいかがでしょうか。

『行政書士』になるなら
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最後に

勉強が進むほど陥りやすいのが難問・奇問対策です。
まったく効果がないわけではありませんが、費用対効果は低いです。
例えば、2年目以降の受験生で、民法のマイナー論点ばかりを勉強するというような状況です。

うまくいけば記述にも繋がるかもしれませんが、ギャンブル性が高くなります(マイナーではない論点はやるべきですよ)。

普通に合格したいなら捨て科目を作らないことです。
2年目以降の受験生は、1年目は時間がなかったことから力を入れられなかった科目に力を入れましょう。

特に、「民法の親族・相続」「行政法の地方自治法」「商法会社法全般」「政治経済」です。

およそ1年目の受験生が犠牲にすることの多い論点ですが、ここが命取りになります。

すでに他の科目が合格レベルに達しているにも関わらず、上記の論点を無視して勉強していては どんどん合格が遠のいていくばかりでしょう。

平成28年度の過去問を難易度別に分析したところ、ノーマル以下の問題だけで156点取ることが出来ることが分かりました。
残りの問題数のうち確率論から4問取れるとした場合、実力で取るべきはたった2問でした。

平成28年度難易度別過去問題集(ノーマル以下156点の問題集はこちらから見ることが出来ます)

基本やメインの論点をすべての科目でこなすのが王道の勉強方法です。

超短期で合格や、普通と違う勉強方法で受けりたい方は別ですが、 普通に受かりたいなら王道の勉強方法を地道に続けましょう。
行政書士試験の難易度であれば、必ず合格出来ます!

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