【民法改正の絵本】あんぱん錯誤と無一文錯誤の巻

ケース2(基礎事情の錯誤)

桃太郎が歩いていると
今度は、猿に出会った


「桃太郎さん、どこに行くんですか?」

桃太郎
「ちょっと鬼ヶ島まで鬼退治に」

猿(心の声)
(おおお!これこれ!
きっと鬼退治したら
莫大な財産が手に入るぞ!

桃太郎
「きび団子あげるから、手伝ってくれる?」


「はい、喜んで!」

道中、鬼達が無一文であることが判明


「おおおおい!
桃太郎さんよ!!」

桃太郎
「え?」


「鬼は、無一文って話じゃねえか!
鬼退治っていったら
金儲けってことだろう!
鬼を退治する契約は、
錯誤ってことで取消しで!」

桃太郎
「いや、そう言われても
金儲けできるって言ったっけ??
きび団子やったんだから
ちゃんと働けよ」

第九十五条 意思表示は、次に掲げる錯誤に基づくものであって、その錯誤が法律行為の目的及び取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは、取り消すことができる。
一 意思表示に対応する意思を欠く錯誤
二 表意者が法律行為の基礎とした事情についてのその認識が真実に反する錯誤
2 前項第二号の規定による意思表示の取消しは、その事情が法律行為の基礎とされていることが表示されていたときに限り、することができる。
3 錯誤が表意者の重大な過失によるものであった場合には、次に掲げる場合を除き、第一項の規定による意思表示の取消しをすることができない。
一 相手方が表意者に錯誤があることを知り、又は重大な過失によって知らなかったとき。
二 相手方が表意者と同一の錯誤に陥っていたとき。
4 第一項の規定による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

・法律行為の基礎とした事情=鬼退治に行くこと
・その認識=猿は大金を稼ぐことが出来ると勘違い
・真実=鬼は無一文
以上の錯誤による取り消しは、鬼退治したら大金稼げると桃太郎が猿に表示していたときに限りすることが出来る。

次のページで簡単に解説をしています。

平成28年度行政書士試験に合格。平成29年度から本格的に司法書士試験の勉強を開始。平成31年度司法書士試験では、午前午後択一基準点突破。 令和2年司法書士試験へ向け勉強中。 趣味はNBA観戦、格ゲー観戦。

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